|
2011年6月16日(木曜日) 10:45 |
◆日替わりでメルマガ「招財」の目次とコンテンツの一部を抜粋掲載いたします◆
|

日刊中国株メルマガ
招財 2011年6月15日(水)第1277号
<目次>
1.市況コラム「一本勝負」
利上げ見据えて続落、朝高の後に売られる
2.進宝編集長のマーケット・ウォッチ:IPO編
サムソナイト:スーツケースのトップブランドが冴えない香港上場へ
3.現地ホット情報
中国:預金準備率を引き上げ、昨年以降12度目
4.早耳★市場の噂
5.マーケットカレンダー
★中国:預金準備率を引き上げ、
昨年以降12度目
中国人民銀行は14日、銀行に対する預金準備率を引き上げると発表した。実施は20日から。預金準備率の引き上げは昨年以降で12度目となる。引き上げ幅 は0.5%。大手銀行の準備率は調整後、21.5%と過去最高の水準に達する。5月末時点の人民元預金高(76億7300万人民元)を基準とした場合、今回の引き上げで約3800億人民元の市中資金が吸収される見通しだ。
預金準備率を引き上げた背景には、依然としてインフレ圧力が強まっていることがある。14日に発表された5月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同 月比で5.5%と2年10カ月ぶりの高水準。中でも食品が11.7%上昇するなど(豚肉は40.4%の上昇)、物価の上昇が生活を圧迫する構図が改めて浮 き彫りとなった。
こうした流れは、6月も続くとみられている。国家統計局は6月上旬の食品価格の動向について、「豚肉、魚介類、タマゴなどの価格の上昇が続いている」と指 摘。中でも豚肉価格は前年同期に比べて6割近く上昇。さらに、最近の干ばつや洪水の影響で水産品価格も上昇したという(6月上旬の淡水魚価格は、5月下旬 に比べて2%近く上昇)。
生産者物価指数(PPI)も高水準で推移。5月の上昇率は6.8%と4月と同水準ながら、市場予想の6.5%を0.3ポイント上回った。
こうした中、専門家の間では、6月のCPI上昇ペースがさらに加速するとの見方が多い。社会科学院マクロ経済研究室主任の張暁晶氏は、「PPIが高止まり を続けていることは、将来的な末端商品価格の上昇圧力が依然として強いことを意味する」と指摘。6月のCPI上昇率について、「6%を突破する可能性があ る」と警鐘を鳴らした。
●金融引き締めは継続
こうした状況を受け、しばらくの間は金融引き締め策が継続される可能性が高い。前出の張氏は、「インフレの抑制が引き続きマクロ経済政策の主要課題になる」と指摘した。
|
|