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2010_05 不動産引き締めによる下げは押し目買いの好機
◆2010年5月◆
 
価格規制緩和メリット
画  岸みきお



軟調地合いを引き継いだ5月は、優良株の下値を拾う格好のタイミング――。中国政府が4月中旬から、住宅ローン規制をはじめとする不動産投機の抑制策を打ち出したことを受けて、第2四半期の中国株マーケットは銀行、不動産セクターを中心に上値の重い展開だが、これらの悪材料は春先に出尽す可能性が高い。◆引き締めの効果が徐々に表れ、4月下旬から市況に頭打ち感が出始めたこと、◆不動産バブルを警戒する一方で、政府は市況の冷え込みを望んでいるわけではないこと――などがその理由だ。
年初から4月にかけては、主要都市の不動産価格が10~20%上昇したため、当局は夏場から秋口にかけて、同程度の幅で価格が下がるよう誘導すると思われる。現時点ではまだ、目立った下げは確認されていないものの、株式市場の方は一足先に底打ち反発に向かうと期待できよう。
押し目買いの対象としては、下振れリスクの少ない内需ディフェンシブ株を選びたい。セクター別では小売、食品・飲料、ネットなど。個別では、百盛商業集団(パークソン・リテール:3368/HK)、康師傅控股(ティンイー:322/HK)、青島ビール(168/HK)、騰訊控股(テンセント:700/HK)などが注目されよう。


 


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