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2008/6/3
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▽中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)の直近チャート
終値 115.00香港ドル 08年予想PER 17.78倍
![]() 通信業界で大再編が始まりました!香港上場の本土通信キャリアには、携帯電話最大手の中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)、同2位の中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)、固定電話最大手の中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)、同2位の中国網通(チャイナ・ネットコム:906/HK)がありますが、この4社を3社に再編する計画がこのほど正式発表されたのです。 本メルマガで事前に何度もお伝えしていたように、第3世代携帯電話(3G)の導入を見据え、中国政府は再編後の3社に3G免許を交付。高付加価値の携帯電話事業を各社が手がけられるよう、3社に公平な競争機会を与えたのです。 このツボを簡単にまとめれば、固定電話2社の携帯参入に向け、聯通を分割して電信、網通にくっつけるというもの。都合がよいことに、聯通はCDMAとGSMの2規格を同時運用しているので、これを2社で分け合うことになります。正確には、聯通がCDMAを1千億人民元で電信に売却し、残りのGSMを手土産に網通と合併(聯通が網通を吸収)するシナリオです(聯通1.508株と網通1株を交換)。 昨日までに明らかにされた再編計画の詳細については、後掲「現地ホット情報――中国:通信セクター再編が進ちょく」をご覧ください。 売買再開後の株価は急反落
電信、聯通、網通の3社は、先月第4週末(5月23日の前場途中)から昨日(6月2日)まで売買が停止されていました。再編案発表の思惑で、売停の直前に株価が急騰していただけに、取引が再開された本日(3日)は、3社の株価は軒並み大幅安(電信は12.70%安の4.95香港ドル、聯通は14.07%安の15.88香港ドル、網通は12.75%安の23.60香港ドルで終了)。しばらくは、「再編によって誰が最も得をして、誰があまり儲からないか」という思惑が飛び交う中で乱高下しそうな雲行きです。
ただ、短期的な動きに関しては聯通がやや優勢かもしれません。CDMA関連資産の売却金額が市場予想を10%(100億人民元)上回る1100億人民元に決まりつつあるからです。逆に、割高の買い物となった電信は目先不利とみられる可能性があります。また、聯通と網通の合併についても、株式交換比率(前述)が聯通に有利とみられているようです。 参考までに、昨日と本日の2日間に発表された証券ブローカー各社のレーティング、目標株価の動向を記します。 中国移動
一方、資産再編で目立った動きのなかった中国移動は(未上場固定通キャリアの中国鉄通を買収する程度)、ご存知のように先週、株価が急落しました。◆技術上の不安が残る中国独自3G規格TD−SCDMAを割り当てられたこと、◆携帯市場の独占状態(シェア70%超)にかげりが出ると懸念されたこと――などが嫌気された格好です。ただ、数年後のシェアは依然67%くらいを維持しているとの見方が強まる中、足元は買戻しの動きが加速しています。これは前述した3社と正反対の値動きです。
というわけで、今月の初回は、圧倒的な経営規模を誇る中国移動を取り上げました。抜群の安定感が同社の魅力です。 編集・発行 亜州IR株式会社 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-3-6共同ビル623
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