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2008/4/1
中国ネット関連:(1)アリババ
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▽阿里巴巴網絡(アリババ:1688/HK)の直近チャート
終値 15.50香港ドル 実績PER 75.98倍
![]() 4月のテーマは、成長著しい中国のインターネット業界です。初回を飾る注目銘柄として、注目Eコマース株の阿里巴巴網絡(アリババ:1688/HK)を取り上げますが、その前に中国のネット普及状況や市場規模を確認しておきましょう。
中国インターネット協会の統計によると、国内のネット人口は07年に2億人の大台を突破。利用者の総数が2億1000万人に達し、08年には2億8500万人に膨らむ見通しです。これに合わせて、ネット広告の市場規模も急増しています。同広告金額の合計は、07年に76億8000万人民元を記録し(世界最大の米国は225億米ドル)、08年は121億7000万人民元に拡大するとのことです。さらに、ネット利用者による消費(ネット取引金額)の規模は、07年の総額ベースで3988億人民元。08年も急成長が続き、5825億人民元に達すると見られています。 ▽アリババの現地サイト
![]() ▽アリババの日本語版サイト 今回ご紹介する法人向け電子商取引(Eコマース:B2B)サイト最大手のアリババは、こうしたネット利用者の増加がそのまま収益の伸びにつながるという事業モデル。中小企業間の取引(部品、商品の調達や加工委託など)について、同社が運営するネットを介して行うのが主要業務です。ネットの普及に加え、顧客となる中小企業の数が毎年3〜4割のペースで増え続けていることが追い風になります。
先月19日に配信したメルマガの「決算フォローアップ――アリババ:注目ネット株の本決算好調」でもご紹介しましたが、改めて同社の07年12月期業績を振り返ってみましょう。 先々週(18日)に発表された本決算は、売上高が前年比58%増の21億6275万人民元、純利益が340%増の9億6779万人民元というもの。ブローカー各社の予想を上回り、市場にポジティブなサプライズをもたらしました。 利益の急増もさることながら、昨年度は営業状況の内容が高く評価されています。収益基盤であるサイト会員の数は、登録(無料)会員、有料会員がそろって約40%の増加を示したのです(07年末でそれぞれ2760万件、30万件)。 ネット関連の調査機関「i Research」によれば、アリババなどのB2Bプラットフォームを利用する中小企業の数は、06年から07年にかけて34%も増加。06年から12年にかけて倍増するとみられるため、この事業モデルの将来性が大いに期待されています。 株価動向 昨年11月に上場した同社は、上場後に株価が41.80香港ドルをつけたものの、過熱感が警戒されるなかで急反落。世界株安に伴う全体相場の下げもあって、先月の中旬には12.00香港ドルまで売り込まれました。
しかし、決算発表後の同社株は反発基調を鮮明化させています。発表当日の株価は13%高の13.86香港ドルと急騰。その後(先週)も買い戻しが継続し、先週末には16香港ドル台まで値を戻しました。今週は揉み合いが続いていますが、ブローカー各社のレーティング動向を見る限り(下表)、中期的に20香港ドルが視野に入ると考えてよさそうです。 拡大が続く中国市場で利益を上げ続けるネット株――というのは、やはり同社の最も大きな魅力。本メルマガは今後も、アリバを継続的にウォッチしていく計画です。 編集・発行 亜州IR株式会社 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-3-6共同ビル623
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