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2007/06/12
石炭セクターの短期動向
市況の上昇が続く このところ石炭株が強含んでいる要因は、日本向け燃料炭の契約が高い水準で合意されたことなどが要因(契約価格は前年比25〜30%高)。上場3銘柄の中では、エン州(1171)が最も恩恵を受けると予想されている。 中国煤炭運銷協会(中国石炭輸送・販売協会)によると、第1四半期の燃料炭、コークス原料炭、化学肥料用石炭、コークスの価格は、昨年第4四半期から2〜6%上昇。主要石炭船積み港の泰皇島港(河北省)では、平均価格が同8.3%上昇。なかでも、燃料炭の上昇幅は11.04%に達した。 第2四半期石炭価格は依然上昇傾向 「国際市況の軟化と政策調整(石炭輸出税還付の廃止と輸入石炭に対する免税措置など)の影響で、第2四半期に入れば石炭需要は鈍化する」というのが当初の予想だったが、最近の趨勢を見ると、小幅ながら依然として上昇が続いているのだ。 中国はすでに、第1四半期に石炭輸入国になっていることから第2四半期も同様と予想され、安定するのは早くても第3四半期の中ごろと見られる。 国家発展改革委員会は今年5月末、「国内燃料炭の需給が鈍化傾向を続け、燃料炭の取引価格は全国の大部分の地域で下落。泰皇島、天津など北部の主要石炭積出港でも各種石炭の取引価格は引き続き下落するだろう」との見方を示した。 この発改委の予想を信ずるか否かで、今後の石炭セクターに対する投資態度が決まるが、12日付香港経済日報では、石炭価格は短期的に引き続き強含むと見ている。その理由としては、冒頭で触れたように、日本向け燃料炭出荷が高い水準で契約されたことを挙げた。 しかし中長期的には、石炭価格が大きく上昇することはない。中国には石炭が豊富にあり、価格が高騰すれば政府は石炭価格の抑制を要求。石炭は増産され、供給は顕著に増加(=価格は低下)すると見られるからである。したがって石炭銘柄は中短期投資には向くが、長期投資には向かないとしている。 神華能源、発電所株式を取得 このほか、神華能源(1088)は昨日、華北電網から磐山発電所の、遼寧電力から綏中発電所の株式を各15%買収すると発表した。買収価格は盤山発電所4.8億人民元、綏中発電所3.9億人民元の計8.7億人民元。これにより両発電所における神華能源の権益は、ともに従来の50%から65%に上昇する。神華能源の11日終値は前日比0.4香港ドル(1.63%)高の24.9香港ドル。 編集・発行 亜州IR株式会社 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-3-6共同ビル623 電話03-5643-1667 FAX 03-5643-0692 ウェブサイト WWW.ASHUIR.COM ☆版権所有 無断転送・転載を禁じます。
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