早耳★市場の噂

 

現地メディアが報じた未確認情報や耳より情報をご紹介しています。

 

◆建設銀大株主のBOA、保有株売却を再計画

 

 米銀大手のバンク・オブ・アメリカ(BOA)が再度、保有する中国建設銀行(939/HK)株の売却を計画している模様だ。実際の売却にはロックアップ(継続保有期間)が解ける今年5月を待つ必要がある。複数の香港メディアが27日、外電情報として伝えた。


 BOAのRobert Stickler広報担当によれば、建設銀株の放出は自己資本比率の引き上げが目的。ただ戦略パートナーとしての関係は今後も継続する。


 一方、同行幹部の話として「非中核資産の売却など社内再編に動き出しており、ファースト・リパブリック・バンクが売却対象に含まれる」と伝えられたことについて、同担当は「全社内を対象とした資産評価は行っていない」と述べ、これを否定。ただ資産規模の削減に向け、一部資産を売却する方針は認めた。


 BOAは1月8日、建設銀56億2300万株(H株)を売却した。売却額は約220億香港ドル。持株比率は19.13→16.68%に低下した。8日時点でBOA保有の売却可能な建設銀株は133億9000万株あったものの、売却時に120日間のロックアップを新たに設けたため、次回に売却できるのは5月8日以降となる。

 

◆アジャイルに贈賄容疑、MSの経済犯罪に関与か

 

 モルガン・スタンレー中国不動産部門のガース・ピーターソン前責任者による贈収賄事件に絡み、不動産デベロッパーの雅居楽地産控股(アジャイル・プロパティー:3383/HK)が当局から贈賄の疑いを持たれている模様だ。この件に関し、アジャイル側は具体的なコメントを避けている。上海証券報が消息筋情報として伝えた。


 詳細は明らかにされていないものの、嫌疑がかけられた背景には、海南省・清水湾の大型レジャー施設建設プロジェクトについて、同社がモルガン・スタンレーと共同展開したことがあるという。このほかモルガン・スタンレーが手がけた複数の上海不動産プロジェクトでも経済犯罪の疑いがあるとされる。


 アジャイルは08年7月、モルガン・スタンレー全額出資のクリスタルIと共同で、同プロジェクトを建設することを決定。同プロジェクトでは12キロメートルの海岸線を有し、ホテルや住宅、クルーザー用のふ頭、別荘、娯楽施設などを整備する。延べ床面積は986万平米。アジャイルは07年4月から第1期のホテルや住宅、公園などを着工。08年下半期からの第2期はホテルや住宅の建設を予定していた。投資総額は53億人民元を見込み、最終的に両社が折半出資することになっている。

 

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【マーケットカレンダー】(〜3月13日)