| 中国株売買の実際・3 |
買付代金の入金と外貨転換口座の開設後、実際に投資を始めるにあたっては事前の入金が必要です。あらかじめ、買付相当額の日本円を準備しておくこととなります。もっとも、上海B株は米ドル、深センB株と香港株は香港ドルで決済されますので、その日本円は証券会社を通じて外貨に転換(両替)されます。ここで注意しなければならないのは、外貨への転換が入出金時のみで済むのか、あるいは売買の都度、行わなければならないのか――という点です。前者を外貨決済(送金時に外貨に転換した後は、その金額の範囲内で外貨のまま売買を繰り返すことが可能。送金時以外、為替手数料が発生しない)、後者を円貨決済(売買ごとに円に両替する必要がある。売買の都度、為替手数料が発生する)と呼びます。ところで、中国株に投資している期間は、実質的に外貨を保有し続けている状態にほかなりません。その間に円高(外貨安)が進めば、当然ながら為替差損が発生することになります。 購入した株式の価格(外貨建て)が変わらない場合でも、外貨安が進行した分だけ資産価値が目減りするからです。逆に中国株を買付けた後に円安に振れれば、為替差益が生じることは言うまでもありません。 手数料中国株を売買する場合、現地諸経費や現地委託手数料が必要となるほか、これを取り次ぐ日本の証 券会社に支払う国内手数料が発生する場合があります。国内手数料の設定は各証券会社によってまちまち――。
約定代金に対し一律のパーセントを設定している業者や約定金額のレンジごとに設定している業者、また、約定金額の大小にかかわらず一定額を徴収する業者もあります。 手数料が一定額の場合、小額の約定では手数料が割高になりますが、金額が大きくなれば割安になることが利点です。 現地でかかる諸経費には、取引所手数料やCCASS(香港の中央保管決済システム)決済料、印紙税、取引所税などがあります。現地の委託手数料とは、言うまでもなく会員権を保有する現地証券会社に支払う手数料のことです。
現地
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