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2008/03/18
マカオ関連(3):銀河娯楽
亜州IRリポーターの佐々木マイです。このコーナーでは、日刊ゲンダイ株式欄(火曜日)に連載中の「佐々木マイ、株りつきCHINA!」で取り上げた内容をご紹介しています。07年の企画は「テーマ別ポートフォリオ」です。市場で話題のテーマを月ごとに決め、1銘柄ずつを組み入れていきます。
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▽銀河娯楽(ギャラクシー・エンターテイメント:27/HK)の直近チャート
終値 5.47香港ドル
![]() ホテルオークラを取り込んだ大規模レジャー施設を開発――。今回ご紹介する香港資本のホテル・カジノ事業者、銀河娯楽(ギャラクシー・エンターテイメント:27/HK)は、マカオのコタイ埋立地に新リゾート「ギャラクシー・メガリゾート」を建設中です(第1期の開発用地は14万平米。総投資額100億香港ドル、08年末に完工予定)。 ▽ギャラクシー・メガリゾート平面図
(ホテルオークラのプレスリース資料より)
日本人投資家にとっては、その「ギャラクシー・メガリゾート」にホテルオークラが参入する点も見逃せません。第1期工区に建設される3ホテルの一つとして、総客室数400室の「ホテルオークラマカオ」を立ち上げる計画が昨年末に発表されました(09年9月に開業予定)。初のマカオ進出となるだけに、オークラが銀河娯楽を合弁相手に選んだ意義は大きいと言えそうです(契約の種類はホテルの「運営受委託契約」)。 ▽ギャラクシー・メガリゾート完成予想図
(ホテルオークラのプレスリース資料より)
新施設のオープンにも期待が高まりますが、現在の中核事業である「スターワールド」(総客室数500室のカジノ・ホテル。06年10月に開業)もしっかり。競争激化にさらされながらも、客室稼働率9割を維持しているほか、ハイローラー(高額遊戯者)を固定客に取り込むことに成功しています。07年第3四半期のハイローラー売上高は、前四半期比8%増の580億香港ドルに達し、1−9月累計は1500億香港ドルを突破しました。前回ご紹介した新濠国際(メルコ:200/HK)と同様、いわゆるジャンケット業者(VIP顧客の世話人)を上手く利用した結果といえます。 赤字幅縮小
新施設の開業に伴う設備投資(償却負担)がかさむため、06年12月期に続き07年12月期の決算も損失の計上が見込まれていますが、内容はかなり改善されそうです。「スターワールド」の収益寄与により、赤字幅が大きく縮小する傾向にあります。07年6月中間期には、純損失が前年同期の7億3445万香港ドルから2億6781万香港ドルに縮小。通年についても、大幅に赤字幅が減るというのが市場のコンセンサスです(下表)。 米株の急落やチベットの騒乱など、内外環境の不透明感で全体相場は売り圧力が強まる展開ながら、マカオ銘柄には面白い材料が少なくなさそうです。 編集・発行 亜州IR株式会社 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-3-6共同ビル623
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