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2007/11/21
マイちゃんのテーマ別ポートフォリオ
元高メリット銘柄(3):中国電信
亜州IRリポーターの佐々木マイです。このコーナーでは、日刊ゲンダイ株式欄(火曜日)に連載中の「佐々木マイ、株りつきCHINA!」で取り上げた内容をご紹介しています。07年の企画は「テーマ別ポートフォリオ」です。市場で話題のテーマを月ごとに決め、1銘柄ずつを組み入れていきます。
▽中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)の直近チャート
終値 5.890香港ドル 実績PER 17.56倍
![]() 固定電話キャリアの最大手、中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)が全体相場の調整を突いて戻りピッチを速める――。金融や不動産と同様に、人民元資産を多く保有する通信セクター(携帯電話や固定電話の事業者)も元高メリット銘柄に挙げられますが、その中で中国電信は、今週に入り「第3世代携帯電話(3G)ライセンスの取得が近い」と報じられたことも刺激材料です。
中国信息産業部(情報産業省)の奚国華・副部長が先週末、固定通信事業者に3Gライセンスを早急に発行できるよう努力する意向を表明。3Gの早期導入観測を追い風に、週明け(19日)の同社株は、全体相場がマイナスで引けたにもかかわらず前営業日で4.6%もの上昇を記録し、本日(20日)も8.1%高と大幅続伸しました。固定通信キャリアにとっては、3Gライセンスの取得がそのまま携帯電話キャリアへの変貌を意味するからです。 これまでの固定電話ビジネスだけでは、確かに成長は頭打ち……。それは足元の業績を見てもうなずけますが、数年後には収益環境が大きく様変わりすることでしょう。 ![]() 中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)などの先発組と比べれば、まだスタート・ラインについたばかりですが、付加価値の高い携帯電話ビジネスに参入することで、将来の業績成長が大いに期待されます。 ![]() 元高と新規事業参入という二つのメリットに支えられ、中国電信は来年にかけて相場のけん引役になるかもしれません。10月中旬につけた高値(7.58香港ドル)から3割弱の調整を強いられているだけに(実績PERが15倍台に低下)、バリュエーション面でも割安感が出てきました。
![]() ところで、3G導入を前に予想される業界の大再編では、携帯電話事業を持たない固定電話キャリアの中国電信と中国網通(チャイナ・ネットコム:906/HK)は、それぞれ携帯電話キャリア2位の中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)から同資産を引き継ぐとみられています。 中国聯通は現在、CDMAとGSMの2規格で2.5Gの携帯電話サービスを展開。このうちCDMA事業を中国電信に、GSM事業を中国網通に譲渡するというのです。規模の面ではCDMAが劣りますが(9月末時点の加入者総数は、GSMの1004万人に対しCDMAは361万人)、CDMAが3Gを想定した規格である点を考えれば将来的な成長余地が大きそうです。 ![]() 編集・発行 亜州IR株式会社 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-3-6共同ビル623
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