|
2007/10/17
マイちゃんのテーマ別ポートフォリオA株上場期待の優良銘柄 (7)中国電信
亜州IRリポーターの佐々木マイです。このコーナーでは、日刊ゲンダイ株式欄(火曜日)に連載中の「佐々木マイ、株りつきCHINA!」で取り上げた内容をご紹介しています。07年の企画は「テーマ別ポートフォリオ」です。市場で話題のテーマを月ごとに決め、1銘柄ずつを組み入れていきます。
…………………………………………………………………………………………………………
![]() ▽中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)の直近チャート
終値 7.11香港ドル 実績PER 21.20倍
![]() 固定電話キャリア最大手の「本土回帰」(H株やレッドチップによるA株上場)に期待――。スケジュールは未定ですが、中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)は数カ月前から実施意向を示しています。目先の有力候補に挙げられていないため、来年以降にずれ込む可能性があるものの、事業モデルや知名度を考えれば、徐々に計画が煮詰まってくると思います。
そうなれば、他の「本土回帰」予定銘柄と同様に株価に一段高の期待が強まるはず。例えば、先月ご紹介したペトロチャイナは、香港紙が「今月22日からIPOに向けたロードショーを行い、11月初旬にもA株上場に踏み入る」と報じる中、週明けの15日には実に前営業日比で6.02%の上昇を記録しました。米著名投資家バフェット氏が同社株を大量売却したというネガティブな材料には反応せず、「本土回帰」のインパクトを見越した買いが相次いだ格好です(もちろん、このところの原油高騰も追い風です)。 ![]() なお、中国電信はA株上場だけではなく、3G免許取得に伴う携帯電話キャリアへの変貌という刺激材料があることも確認しておきましょう。これをテーマに、最近はセクター全体が動意づく展開です。 目標株価を8.40香港ドルに設定=BNPパリバ 同社の株価は10月の前半だけで20%超の値上がりを記録しましたが、高値警戒感が出る一方で、さらなる上値余地を見込む外資大手ブローカーも見受けられます。 たとえば、同社を新規カバレッジ銘柄としたばかりのBNPパリバは、最新リポートで投資判断を「買い」とし、目標株価を8.40香港ドルに設定しました。 その内容は、携帯通信事業への参入を材料視したもの。3G導入に向けた業界再編にあたり、中国電信は携帯電話2位、中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)の携帯通信資産(CDMA)を買収し、固定、移動体を合わせた総合通信企業の第1号に生まれ変わる――とみられています(A株上場の計画も、買収資金の調達が目的)。 ![]() この動きについてBNPパリバは、中国聯通のCDMA部門を低額で買い取ることを前提に、将来の利益成長性がさらに高まると分析したのです。中核の固定通信についても、現時点で十分な利益が出ているとの見方を示しています。 何といっても、同社は携帯電話キャリアへの仲間入りがビッグ・テーマ。経営規模では通信業界の巨人、中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)に遠く及びませんが、業態転換ともいうべき変化がもたらすインパクトは多大です。 ![]() 『マンガ中国株入門』より
![]() 編集・発行 亜州IR株式会社 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-3-6共同ビル623 電話03-5643-1667 FAX 03-5643-0692 ウェブサイト WWW.ASHUIR.COM ☆版権所有 無断転送・転載を禁じます。
本紙掲載記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を意図するものではありません。投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い致します。記載された意見や予測等は作成時点のものであり、正確性、完全性を保証するものではなく、今後予告なく変更されることがあります。
【題号の由来】題号の「招財」は、中華圏で蓄財、繁栄をもたらすとして使われている縁起文字「招財進宝」から取ったものです。この文字はメルマガ冒頭にも使われています。
|