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2007/09/12
マイちゃんのテーマ別ポートフォリオA株上場期待の優良銘柄:(2)中国移動
亜州IRリポーターの佐々木マイです。このコーナーでは、日刊ゲンダイ株式欄(火曜日)に連載中の「佐々木マイ、株りつきCHINA!」で取り上げた内容をご紹介しています。07年の企画は「テーマ別ポートフォリオ」です。市場で話題のテーマを月ごとに決め、1銘柄ずつを組み入れていきます。
………………………………………………………………………………………………………… ![]() ▽中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)の直近チャート
終値 102.80香港ドル 実績PER 30.97倍
![]() レッドチップA株上場の最有力候補は中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)――。いわゆる「本土回帰」(香港上場銘柄のA株上場)の計画が煮詰まった中国銘柄として、先週はH株で時価総額が最大の建設銀行をご紹介しましたが、今週はレッドチップの王様、チャイナ・モバイルを取り上げます。
ご存知、携帯電話キャリア中国最大手の同社は、8月下旬から9月上旬にかけて、早期A株上場観測を材料に連日で株価が急騰。「超値がさ株」の象徴である100香港ドルの大台を突破し(高値は5日の107.30香港ドル)、HSBCを抜いて香港上場銘柄の中で時価総額が最大になりました。 こうなれば好循環が続きます。時価総額の大きさは、海外ファンドが重視する最大のポイントといえるからです。 先週末から今週の初めにかけて売り圧力が強まったのも(10日に一時100ドルを割り込む)、特にネガティブな要因が出たからというわけではありません。指数の新算出法に基づき、10日付でハンセン銘柄の構成ウェイトが変更されるのに伴い、チャイナ・モバイルの比率が引き下げられたことが要因。15%ルール(1銘柄の構成ウェイト上限を15%に設定)の導入で、同社のウェイトが17.19→12.25%に低下したためです。すでに織り込み済みの調整なので、再びA株上場の材料で戻りを試すと考えます。 これが実現すれば、レッドチップとして初のA株上場。同社の王建宙・董事長(会長)も先週末、早期実現を目指す意向を改めて表明しています。 現時点でスケジュールは未定ですが、「事前に株式分割か売買単位の引き下げに踏み切る」という思惑も浮上してきました。もちろん、これも株価を刺激する材料になり得ます。 ![]() 中間25%増益 足元の業績も堅調です。先月16日に発表した07年6月中間期の決算は、売上高が前年同期比21.6%増の1665億8000万人民元、純利益が25.6%増の379億700万人民元というもの。農村部の市場開拓が奏功する中、新規加入件数の伸びを受けて収益が拡大した格好です。 上半期の加入者件数は06月末から3115万件増加しましたが(合計3億3200万件)、新規加入者の半数は農村部の住民が占める状態。所得が増えはじめた農村部を取り込むことで、業績の持続的成長が期待できそうです。
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