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2007/08/29
マイちゃんのテーマ別ポートフォリオ コングロマリット資産再編(4):北京エンタープライズ
亜州IRリポーターの佐々木マイです。このコーナーでは、日刊ゲンダイ株式欄(火曜日)に連載中の「佐々木マイ、株りつきCHINA!」で取り上げた内容をご紹介しています。07年の企画は「テーマ別ポートフォリオ」です。市場で話題のテーマを月ごとに決め、1銘柄ずつを組み入れていきます。
………………………………………………………………………………………………………… ![]() ▽北京控股(北京エンタープライズ:392/HK)の直近チャート
終値 32.60香港ドル 実績PER 62.69倍
![]() 北京市政府系のコングロマリットが業務の主軸をガスに移す――。ビール、高速道路、水道事業を広範に手がける北京控股(北京エンタープライズ:392/HK)は、今年上半期に親会社から北京燃気(北京ガス)を買収したことで、将来の輪郭がはっきりしはじめています。
本テーマの連載初回では、「大型コングロマリットの中には、欲張って事業を多角化するあまり、かえって全体像が分かりにくくなるものが多いつかみにくくなる」と述べました。逆に言えば、事業を一方向に集約化することによって、株価が刺激される可能性が高いということです。同社にとっては、今回のM&Aがまさにこのケースと考えられます。 買収価格116億香港ドルのうち、現金での支払いは40億100万香港ドル。残りの75億9990万香港ドルは、新株4億1125万株(発行済み株式総数の39.78%)の割当てで充当。希薄化の懸念よりは、優良事業の取得による資産価値の上昇に注目すべきでしょう。 主要業務の売上比率 06年12月期
![]() 新たに買収した北京ガスは、市内の天然ガス供給を請け負う公益事業会社。売上高の規模が北京エンタープライズ全体の3分の2に達するとみられるだけに、今回のM&Aは業態転換に準じるくらいのインパクトです。 市場では、思い切ったガス事業シフトがポジティブに評価されています。巨大都市の北京でガス需要の持続的な拡大が見込まれているほか、成長が著しい周辺エリア、渤海地区のガス事業についても、M&Aを通じて積極的に進出していくことが予想されているからです。 北京を地盤とする同社は、当然ながらオリンピック関連銘柄としても位置づけられます。来年の開催に向けて、このテーマでも盛り上がりをみせるかもしれません。 ![]() 各社の目標株価は総じて強気 ![]() 株価の方は、世界株安をはさんで乱高下。急落から立ち直った先週は大きく値を戻し、週明け27日には上場来高値の36.00香港ドルを記録しました。しかし、昨日と本日は外部環境の悪化による全体相場の下げに引きずられ、再び32香港ドル台まで後退させられた格好です。
マーケットの回復局面では、戻りのピッチが速まると期待しています。 ![]() 編集・発行 亜州IR株式会社 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-3-6共同ビル623 電話03-5643-1667 FAX 03-5643-0692 ウェブサイト WWW.ASHUIR.COM ☆版権所有 無断転送・転載を禁じます。
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