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マイちゃんのテーマ別ポートフォリオ
資産注入の期待:(4)中国遠洋
亜州IRリポーターの佐々木マイです。このコーナーでは、日刊ゲンダイ株式欄(火曜日)に連載中の「佐々木マイ、株りつきCHINA!」で取り上げた内容をご紹介しています。07年の企画は「テーマ別ポートフォリオ」です。市場で話題のテーマを月ごとに決め、1銘柄ずつを組み入れていきます。
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▽中国遠洋(1919/HK)の直近チャート
終値 10.90香港ドル 実績PER 37.99倍
先週ご紹介した石油・石炭輸送の中海発展(チャイナ・シッピング)に続き、今週も同じ海運セクターに属する中国遠洋(チャイナ・コスコ・ホールディングス:1919/HK)を取り上げます。コンテナ輸送で国内トップ、世界7位という同社は、文字通り中国を代表する海運会社です。同時に、上場子会社の中遠太平洋(コスコ・パシフィック)を通じ、コンテナリースやターミナル運営も手がけています。
このようにコンテナ輸送に絡む各種の事業資産を有する同社は、今後さらに親会社、中遠集団(コスコ・グループ)のバラ積み船団を取得して業容を拡大する意向。それを視野に、ファイナンスの動きも活発化してきました。本土市場で昨日(26日)、A株17億8千万株(発行済み株式総数の20%)を発行し、約83億人民元を調達しました。もちろん、相当部分はバラ積み船団の買収に充てられることになります。
上場初日のA株急騰
A株(601919/SH)の上場初日は、まさに本土市場ならではのロケットスタート――。公募価格(8.48人民元)を83%上回る15.52人民元で寄り付いた後、買いの意欲が衰えることがないまま、結局、公募価格比93%高の16.38人民元で取引を終えました。本日も10%高の18.02人民元と続伸。
H株企業のA株上場は、PER水準が高い本土市場で資金を調達するという意味で刺激材料です。A株との価格差は、現時点で6割以上も開いたことになります。
ただ、これを材料に先週まで急伸が続いていたこともあり、A株上場初日のH株は材料で出尽くし感でさえない値動きでした。
しかしながら、A株発行を通じた資金調達の目的が親会社資産の買収(本コーナーのテーマです!)にあることを踏まえれば、株価を刺激する材料は今からクローズアップされると考えるべきではないでしょうか。
取得が予想されるバラ積み船団の規模や金額、譲渡の時期など詳細のディスクロージャーが待たれます。
(同社ウェブサイトより)
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